長屋学校新年1月

新年2016年最初の長屋学校を1月23日に開催しました。
芝浦工業大学建築学科3年生が、「地域設計演習」の授業で製作した月島地区の大川端リバーシティと佃島に関する提案を長屋学校メンバーに発表しました。学生2名が長屋学校に参加して図面と模型で説明し、長屋学校メンバーは熱心に聞き入っていました。
学生は二つの場所について提案をしました。一つは、佃島の入口に当たるかつて佃の渡しがあった場所に船着場を設置する提案で、佃島のまちと船着場を結ぶ建築とバリアフリーとなる仕組みを同時に提案しました。もう一つは、大川端リバーシティ人工地盤への入口を、オブジェ中心ではなく、人々の生活シーンが見られる広場とする提案でした。二つの提案とも長屋学校メンバーからは高い評価を得ていました。特に、リバーシティ自治会長からは高い評価を得て、「ぜひ自治会の人々と中央区に対して発表して欲しい」とリクエストされました。
このように、学生達が市民に対して提案を発表して意見交換することは、まちづくりを促進する良い方法です。また、学生にとっても、プレゼンテーション能力を高められ、さらに市民の反応を確かめられる良い機会となります。今後も、このような会を長屋学校の中で開催したいと思っています。